徳山聖マリア教会
教会での出来事

2024年09月30日
聖ミカエルおよび諸天使の日(2)

教会コラム 16 マリアのまなざし【仮称】
神戸教区維新プロジェクト トラクト14「教区宣教セミナーで分かった事」(2024年9月30日)

「誰を遣わすべきか。
誰が我々に代わって行くだろうか。」
わたしは言った。
「わたしがここにおります。
わたしを遣わしてください。   イザヤ書6章8節(新共同訳)

9月7日(土)、教区宣教セミナーに加えていただきました。それぞれ四つのテーマをオムニバス形式で専門講師がレクチャーされました。内容は管区主催の宣教協議会、聖公会論、日本聖公会史、教区宣教委員会、それぞれ示唆に富むお話でした。何より「教会の宣教論」に親しむと言う点では、価値あるセミナーだったと思います。いつの日か、教区の宣教戦略が定まり、お話しいただいた宣教論の作戦・戦術が実行に移されれば、教区の新しい未来が開かれてゆくことでしょう。

さて、各宣教論が語られる中で、一つ興味深いお話がありました。それは、宣教を行動に移すためには「ツール(道具?器?)」を整えなければならないと言うものです。それは、明治以来、宣教師たちのあり様を物語るものです。必要な準備(ヒト・モノ・カネ)を整えて、行動する。こんな簡単なことが、実はとても大切なことであり、これを私たちは忘れていたようです。

冒頭の預言者イザヤの召命が、私たちの胸にささります。
主が、わたしたちに呼びかけたとき …Here am I. send me! 
「私を遣わしてください…あなたのツールとして」と、答えらえるように、必要な備えをしたいものです。

                       司祭ヨハネ片里入馬

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